プリンス.com
非公式のファンのサイトです。日産自動車とは無関係です。ここでいう「プリンス」は、かつてスカイライン・グロリアを作ったプリンス自動車工業(1966年に日産自動車と合併)のことで、ホテルなど同じ名前のほかの会社や商品とは関係がありません。
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プリンス グロリアの系譜

スカイラインから派生した、高級乗用車

要点グロリアは、1959年2月に登場した高級乗用車(BLSI型)で、初代はスカイライン(ALSI)とボディを共用しました。1962年の2代目(S40系)で平らなボンネットの新しい形になり、1963年にはG7型2リッター6気筒の「スーパー6」が加わりました。
プリンス グロリア スーパー6(1965年型・展示車)
プリンス グロリア スーパー6(1965年型・展示車)。写真:TTTNIS/CC0/Wikimedia Commons(改変:縮小・webp化)

世代の流れ

時期できごと出典
1959年2月初代プリンスグロリア(BLSI型)。スカイライン ALSI とボディを共用[1][2]
1962年9月2代目プリンスグロリア S40型。平らなデッキの現代的な形に[3][2]
1963年スーパー6(S41)追加。2リッター6気筒のG7型を載せた[4]
1964年第2回日本グランプリのT-VIレースでスーパー6が優勝、2位[2]
1967年4月グロリア A30型(日産のグロリア)[3]

1964年のスーパー6(番号031・S41D)

寸法
4,650 × 1,695 × 1,480 mm
ホイールベース
2,680 mm
トレッド(前/後)
1,380 / 1,400 mm
車両重量
1,320 kg(カタログ値)
エンジン
G7 直列6気筒OHC 1,988cc
最高出力(諸元欄)
104kW(142PS)/6,800rpm
最大トルク
165N・m(16.8kgm)/4,400rpm
サスペンション
前:ダブルウィッシュボーン/後:ド・ディオン式リーフ
タイヤ
7.00-13-4PR

この保存車は、競技仕様の車として紹介されています。解説によれば、1964年の第2回日本グランプリのT-VIレースで、39号車(大石選手)が優勝、38号車(杉田選手)が2位でした[2]。

1967年のスーパー6(番号333・S41D)

エンジン
G7 直列6気筒OHC 1,988cc
最高出力
105PS/5,200rpm
最大トルク
167N・m(16.0kgm)/3,600rpm
変速機
4速(3速+オーバードライブ)コラムシフト
寸法
4,650 × 1,695 × 1,480 mm
ホイールベース
2,680 mm
サスペンション
前:ダブルウィッシュボーン/後:ド・ディオン式
ブレーキ
前後ドラム

解説によると、2代目のグロリア(S4系)は「プリンスにとっての日本の高級車の理想」で、平らなボンネットとド・ディオン式の後輪サスペンション、アルミのドラムブレーキを備えていました。1967年の車は、日産とプリンスの合併後に作られた最後のモデルで、PRINCEとNISSANの両方のエンブレムを持っています[4]。

数字の食い違い

1964年の面は、諸元欄が142PS(6,800rpm)なのに、歴史の文章では、G7が国産エンジンとして初めて100PSを超える105PSを出したと書き、食い違っています[2]。1967年の面は105PS(5,200rpm)です[4]。競技用の調整値と、市販の値の違いを表している可能性もありますが、資料は説明していません。このサイトは、どちらも原文のまま載せ、一方を選びません。

関連する面

G7はスカイラインGTにも使われました(スカイラインGT)。プリンス時代のグロリアの競技での活躍は日本グランプリ、記号の読み方はエンジンの記号でも見られます。

1964年式と1967年式を並べる

項目1964年式(番号031)1967年式(番号333)
寸法4,650 × 1,695 × 1,480mm4,650 × 1,695 × 1,480mm
ホイールベース2,680mm2,680mm
トレッド(前/後)1,380 / 1,400mm1,380 / 1,400mm
車両重量1,320kg(カタログ値)1,320kg
最高出力104kW(142PS)/6,800rpm105PS/5,200rpm
最大トルク165N・m(16.8kgm)/4,400rpm167N・m(16.0kgm)/3,600rpm
後輪のサスペンションド・ディオン式リーフド・ディオン式
タイヤ7.00-13-4PR7.00-13-4PR
位置づけ競技仕様(第2回日本GP T-VIレース優勝車)日産とプリンスの合併後に作られた最後のモデル

寸法・ホイールベース・車重・タイヤは2台とも同じです。違うのは出力とトルクの出る回転数で、1964年式は6,800rpmで142PS、1967年式は5,200rpmで105PSです[2][4]。

1967年式のページの諸元欄には、出力が「77W(105PS)」と書かれています。105PSをキロワットに直すと約77kWになるため、「W」は「kW」の誤りと読めますが、資料の表記をそのまま載せると誤解を招くので、ここでは105PSだけを示しました。

合併の後のグロリア

日産の年表には、1967年4月に「グロリア A30型」が載っています[3]。ヘリテージギャラリーの一覧にも、グロリア A30型のカタログがあります[5]。プリンスの丘自動車ショウを伝えるレスポンスの記事は、1971年のグロリア(4代目)から、合併によってセドリックの姉妹車になり、いわゆる「セド・グロ」の時代が始まった、と書いています[6]。このサイトの図鑑は、プリンス時代(1966年の合併まで)の車を中心にしているので、4代目以降はここで名前を挙げるだけにとどめます。

よくある質問

「スーパー6」の6は何ですか。
6気筒です。解説は、1963年に加わったスーパー6が、2リッター車として初めて6気筒の直列SOHCエンジン「G7」を載せた、と書きます[2]。
G7エンジンの何がすごいのですか。
1,988ccのG7は、日本のエンジンとして初めて100PSを超え、105PSを出した、と解説にあります[2]。
第2回日本グランプリのT-VIレースの結果は。
39号車(大石選手)が優勝、38号車(杉田選手)が2位です[2]。
1967年式のエンブレムは。
プリンスと日産の両方のエンブレムが付いています[4]。
この面で確かめていないこと初代BLSI型の保存車は、ヘリテージコレクションの一覧にありません。S40型の発売日、グロリアの価格と台数、「御料車」との関係は確かめていません。

出典

  1. 日産 企業情報 ヘリテージ 1950年代(2026年11月7日に確認)
  2. 日産ヘリテージコレクション プリンス グロリア スーパー6(1964年・S41D)(2026年11月7日に確認)
  3. 日産 企業情報 ヘリテージ 1960年代(2026年11月7日に確認)
  4. 日産ヘリテージコレクション プリンス グロリア スーパー6(1967年・S41D)(2026年11月7日に確認)
  5. 日産 ヘリテージ ギャラリー一覧(2026年11月7日に確認)
  6. レスポンス 第5回プリンスの丘 自動車ショウの報道(2026年6月18日)(2026年11月7日に確認)